ついにこの時期になってしまいましたね。。
DTPオペレーターの管理人にとっては一番息苦しい季節です(笑)
というのも、この時期(11月初旬~年末)にかけて依頼が多くなるのが年賀状印刷です。
年賀状印刷は大手ならそんなにやることもない仕事ですが中小(特に零細)にとっては悩ましい仕事です。
その理由は年賀状という用紙に理由があります。
年賀状は官製はがきと言われ、国が正式に発行している金券なのです。
まだピンと来ない方もいると思うので、簡単にいいますとはがき自体がお金なのです。
そのため、企業が官製はがきを安く仕入れることは難しいです。
(印刷用紙などは大量に注文すると単価が安くなることがほとんどです。)
紙一枚52円と考えると正直馬鹿らしい話でもありますよね(笑)
印刷には失敗や試し刷りがつきもので、通常の印刷物なら実数よりも多く印刷したり予備の紙を用意したりします。
しかし、年賀状(官製はがき)の場合は、単価も高いので予備がつくことが殆どありません。
企業にとってもDTPオペレーターや印刷オペレーターを含む人にとっては、リスクと常に戦う神経をすり減らす仕事で年賀状の印刷に失敗は許されないのです…。
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それでも失敗してしまったら・・・
人間ですから当然どんなに気を付けていても、間違いや失敗はあります。
機械ですら、マシントラブルによってヤレ紙(損した用紙。損紙とも言います)を出すことだっておかしいことではありません。
じゃあ年賀状印刷に失敗したら、また52円払って新しいものを買わなければならないのか?
答えは…Noです。
買い替えるのは変わらないのですが、意外と知られていないお得情報をお教えします。
失敗した年賀状(官製はがき)は捨てずにとっておいてください。
それを郵便局にもっていき、新品交換の旨を伝えるとなんと!
一枚 5円
で交換してくれるのです!
失敗した年賀状(官製はがき)は郵便局で新品と交換してくれるという驚きの事実!
通常に買い替えると52円ですが、だいぶ安くなりますよね!
知らない人はそのまま買いなおしていたのではないでしょうか?
52円でも20枚あれば1040円、40枚あれば2080円とお金ばっかりかかってしまいます^^;
私の場合は社交辞令で出すのでこの出費だっていやなくらいです(笑)
そう考えると、たかが52円、されど52円。
ちなみに期間限定ですが、挨拶状.comでは、はがき印刷一枚5円引きというサービスをやっています。
同じ5円でも、失敗した時の5円と失敗しない5円ならこちらに出すのもありだなと思っています。
年賀状には交換の事は記載されていませんし、郵便局員もこちらから申し出ないとその対応はしません。。
これは全国共通のことですし、個人で年賀状(官製はがき)を印刷した場合でも適応されます。
印刷時の失敗交換などについては、日本郵政の公式サイトにもしっかり記載されています。
まとめると…
・年賀状はすてない
・郵便局にもっていく
これだけです。これだけで、失敗してもだいぶ気持ちは楽になりますよね!
仕事なんだからそんなわけないだろ!という突っ込みは無しでお願いします 笑
次回からは、ほんとに年賀状(官製はがき)印刷とデータ作成についてご説明します。
はがきの交換について詳しくはこちら ⇒ 日本郵政