DTPオペレーターに向いている人はどのような人なのでしょうか。
この仕事に向いている人を私なりに考えてみました。
パソコンでの作業が好きな人
肉体労働や接客・販売で働くより、パソコンの前でカタカタ作業したい…。
根暗に感じるかもしれませんが、現代社会ではパソコンを使わない方が珍しいかと思います。
書類をアナログで書くよりも、キーボードで文字を打ちたい…なんて人はDTPオペレーターにむいているのではないかと思います。DTPオペレーターでも当然書類を書く事もありますが、内部的なものが多いので善し悪しはあまり求めれません。手書きの文字が汚いなんて方にもいいかもしれません。
クリエイティブな仕事につきたい人
これはよく謳い文句にされていますよね(笑)
Adobeソフトを使って、チラシやポスター・ジャケット・名刺・はがき…とありとあらゆる印刷物のデータをつくることができます。もちろん、ページものの本や、写真加工をしたフォトブックなんてのもAdobeソフトがあればこなせてしまいます。自らその技術を学びたい・習得したいなんて方には向いていると思います。
単純作業が苦にならない人
DTPオペレーターって実は単純作業が多い仕事だったりします。
私が勤めているときは、上司が「サルでもできる仕事」なんていったりしてましたね(笑)
もちろん、そんなことは無く、考えなくてはできない仕事もたくさんあります。
しかしながら、単純作業が多いのも事実で中身が変わってもやることは同じなんてことが多いです。
私が味わった単純作業をあげますと・・・
一日中、手作業で青焼き(印刷に使える特殊な紙でできた版)を取り続けるとか、画像点数が5000件ほどあるものを延々とPhotoshopを使ってゴミ取りするとか、データ出力を一日中やるとかですね(笑)
私は飽き性なので苦痛でしたが、このような仕事が苦にならないという方には天職かもしれません。
室内環境での仕事がしたい人
建築現場の作業員や外回りの営業の仕事だと屋外にでずっぱりのこともあり、天候によってはいづらかったりする事があります。しかし、DTPオペレーターは基本的に屋内でのPC作業がメインなので、殆ど外出する事がありません。
なので、エアコンの空調がきいた環境で仕事ができます。場所によっては冷房や暖房の効きによって体調が悪くなる事が有ります(笑)また、屋内での作業が殆どなので、缶詰状態になるのでそれはそれで気持ちが沈む要因だったりします。
物事を組み立てる能力がある人
上記で「単純作業が苦にならない人」と述べましたが、DTPオペレーターの作業では頭を使う作業があります。
その一番多いのが、面付です。
※面付とは?
定められたサイズの中に、指定されたページまたは種類を付け合わせる事。
製本や印刷方法によって、面付指示は異なり、その簡易的な指示を書いた物を折帳と言います。
適付・付け合わせ・逆帳・ドンテンなど専門用語がよく使われます。
専門用語の解説は今後の更新で詳しくさせていただきます。
このような作業は知識と慣れで理解できるのですが、なかなか難しく、しっかりと覚えられる人は実はあまりいなかったりします(笑)面付などの知識は営業でも、役に立つので、DTPオペレーターでなくても知っておいてほしい事です。
データや製本・仕上加工・印刷機の都合を踏まえて、面付指示や折帳を作れるようになれるのが理想ですね!
そこまでDTPオペレーターがしなくても、と思いますが理解して作業できるとミスも気づけるし、なにより作業効率の早さが違います。
手順や作業方法を提案・発案できる人はDTPオペレーターに向いているかもしれません。
以上が私が思うDTPオペレーターに向いている人の要素です。
もし、一つでも該当する項目があればチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
逆に、一つでも絶対無理だと感じたら他の仕事を探すことをオススメします。
DTPオペレーターだけが仕事ではないはずですからね(笑)
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